フリーランス歴が5年強の私が、なんとこの4月から契約社員となりました。
今回の案件では上位のSIerの意向により、派遣契約を求められたためです。
契約期間は定めておりませんが、永久に継続するものではなくあくまで限定的です。
厚生年金や労災保険、組合健康保険など、正社員の時に当たり前と思っていた待遇が戻って来て懐かしいと思いました。
と同時に、備えていた個人型年金などを続ける事が出来なくなります。
以下の加入者は手続きが必要になるため、注意が必要です。
国民健康保険
→資格喪失の手続きをする必要があります。
→市区町村より本年度分の保険料の通知が届きます。
→(国民年金のように)自動で切り替わらないです。
国民年金基金
→厚生年金加入で資格喪失となり、届出を出します。
→支払い保険料が戻って来るのではなく、今まで継続した額に応じて60歳から年金が支払われます。
小規模企業共済
→個人事業主向けの制度なので、退会する必要があります。
→全額所得控除の対象ですので、フリーランスの期間は確定申告で事業所得から控除が可能です。
iDeCo確定拠出年金(個人型)
→転職先の会社によって掛け金が異なりますが、フリーランスの時と掛け金を変更する必要があります。
→国民年金基金とiDeCoの合算で掛け金の上限が決まっています。
上記の手続きは全て自分から問い合わせや資格喪失のための書類を取り寄せなければなりません。
こんなに面倒だとは考えてもいませんでした。
社会保険など待遇面に惹かれて、社員になる場合の参考になればと思い投稿しました。